当サイトはプロモーションが含まれています

【熊本】花の香酒造の「花回廊」とお酒4選のレビュー

花の香酒造 美術館のような酒蔵

熊本県和水町にある「花の香酒造」へ行ってきました。

こちらの酒蔵に併設されているのが、今回ご紹介する「花回廊」です。酒造でありながら、その空間は静かで洗練されており、まるでギャラリーや美術館のようでした。伝統的な日本酒造りの工程や歴史に触れながら、随所に感じられる美意識に感動しました。

この記事では、筆者が体験した花の香酒造の魅力、そしてそこで出会ったお酒について、詳しくレビューしていきます。

この記事でわかること
  • 花の香酒造へ行った体験談
  • 店内の様子
  • 花の香酒造「花回廊」の様子
  • 花の香酒造で購入したお酒のレビュー
ももと
ももと

この記事は熊本に通算4年間住んでいたももとが書いています。

【熊本】花の香酒造「花回廊」に行ってみた!

花の香酒造外観
花の香酒造店舗
  • 花の香酒造はどのような酒造か
  • 花の香酒造のアクセス
  • 駐車場
  • トイレ
  • 訪問時のまさかの出来事
  • 店内の様子
  • 店内の商品
  • 花の香酒造「花回廊」
  • テイスティングカウンター

花の香酒造とはどんな酒蔵?

花の香酒造前の川
お店の前には川が流れています

花の香酒造は、熊本県北部の和水町(なごみまち)に蔵を構えています。創業は明治35年(1902年)。現在は六代目に受け継がれる、120年以上の歴史を持つ老舗蔵元です。

酒蔵の周りには、清らかな川が流れ、広大な田んぼが広がる、のどかな田園風景が広がっています。この景色を見た時、この地で代々酒造りを続けてきた理由がわかりました。

世界に誇る熊本の豊かな水と、2000年もの歴史を持つ和水町の水稲文化。この環境が、花の香酒造の美味しいお酒を生み出しているのですね。

そして、「花の香」という名前は、創業当時、酒蔵に梅の花の香りが漂ってきたことに由来すると伝えられています。

花の香酒造のアクセス

花の香酒造は、熊本県玉名郡和水町に位置しており、美しい田園風景の中にあります。公共交通機関でのアクセスは難しいため、車での訪問が最も便利です。

最寄りの南関IC (九州自動車道)から車で約5分です。

花の香酒造の詳細情報

■住所:熊本県玉名郡和水町西吉地2226-2

■電話:0968-34-2055

■営業時間:9:00~17:00

■定休日:不定休

■駐車場:あり

■公式HP:花の香酒造HP

花の香酒造の駐車場

花の香酒造の駐車場

駐車場は、小さな駐車場が点在しています。(たぶん)第4駐車場まであり、各駐車場数台停められます。

花の香酒造のトイレ

花の香酒造のトイレ

花の香酒造のトイレはお店を出て隣にあります。和の雰囲気を醸し出している綺麗なトイレでした。

花の香酒造に着いたらまさかの出来事

前回、花の香酒造に行った時は、年始休業中だったようで開いてなかったのですが、今回は家を出る前に電話で確認してから行きました。

家から往復3時間、しかも2回目リベンジ訪問となると期待も膨らみます。片道1時間半の道のりを(夫が)運転して、ようやく到着。

事前に「到着したらお電話ください」と案内されていたため、早速連絡しました。電話に出たのは事務的な雰囲気の女性。しかし、その声のトーンから、なんとなく困惑している様子が伝わってきました。

そして告げられたのは、予想もしない一言でした。

電話の人
電話の人

今売店担当がいないので、また今度来てくれますか?

ももと
ももと

えぇーーっ!そんな~~

「着いたら電話を」と言われてその通りにしたのに、まさかの門前払い(汗)

夫はむっとして「もういいよ、帰ろう」と言ってましたが、私は諦めずに事前に電話してから来たことと、片道1時間半かかることを説明しました。

さすがに先方も状況を察してくださったようで、急遽、別の方が対応してくださることになりました。見るからに製造部門の方と思われる男性が、駆け足で対応してくださり、ようやく念願の「花回廊」へと足を踏み入れることができました。

花の香酒造の店内の様子

花の香酒造の店内の様子
花回廊

店内は和モダンな美術館のような雰囲気です。

花の香酒造の店内の様子
反対側から
ももと
ももと

ここは本当に酒造ですか?

花の香酒造の商品

商品のお酒は、全てレジ近くの冷蔵庫に入っています

花の香酒造の冷蔵庫
日本酒だけでなく焼酎もあります(白いビン)

熊本に来ていくつか日本酒の酒造を訪れましたが、日本酒って冷やさないといけないものが多く、冷蔵庫に入れないといけませんよね。

あるクチコミで「商品の種類が少なかった」と書いてありましたが、冷蔵庫に保管だと店内での展示も限定的になります。

そのような中でも花の香酒造の冷蔵庫は大きい方だと感じました

これまで常温展示の泡盛や焼酎の酒造に行くことが多かったので分かりませんでしたが、新たな気づきでした。

花の香酒造「花回廊」

花の香酒造の花回廊の様子
花の香酒造の花回廊の様子

花の香酒造に併設された「花回廊」は、酒造りの哲学と美意識を伝える特別な場所です。

売店の奥に進むと、そこには写真家ハービー・山口氏が切り取った、酒造りの詩的な風景が展示されています。

このギャラリーからは、ただお酒を販売するだけでなく、「訪れたお客様の心を楽しませたい」という蔵元の温かい心遣いが強く感じられます。伝統とアートが融合した、心洗われる空間でした。

テイスティングカウンター

花の香酒造のテイスティングカウンター
テイスティングカウンター

店内にはテイスティングカウンターもあり、有料でお酒の試飲もできるそうですが、新型コロナ感染防止のため中止となっていました。(2025年7月現在)

カウンターに飾られている書は、なんと岸田総理が書かれたものでした(プリントだそうです)

また、蔵の見学は行っていないとのことです

花の香酒造で購入したお酒のレビューと購入できる場所

花の香酒造のお酒

今回購入したお酒のテイスティングレビューと、花の香酒造のお酒が購入できる場所を解説します。

  • 「早苗饗焼酎 花の香」のレビュー
  • 「花の香|菊花」のレビュー
  • 「花の香|梅花」のレビュー
  • 「花の香|雪花」のレビュー
  • 花の香酒造の取扱店

花の香酒造の焼酎!「早苗饗焼酎 花の香」

早苗饗焼酎花の香

こちらはなんと日本酒でなく焼酎です!花の香酒造は、完全に日本酒の酒蔵だと思っていたので少し驚きでした。

この銘柄の「早苗饗(さなぶり)焼酎」とは、五穀豊穣を祈願し、田植えを無事終えたことを神様に感謝する際に振る舞うお酒のことだそうです。この焼酎は、米を原料としている球磨焼酎とは違い、清酒粕を原料に造られている焼酎です。

自宅に帰ってすぐいただきましたが、これがまた絶品。アルコール度数25度ということを忘れてしまうほどクリアな口当たりで、一瞬、日本酒と錯覚するような飲みやすさでした。

米の良さが際立っていて、私自身が好きな米焼酎「白岳しろ」とはまた違う、洗練された飲み口が大変印象的でした。

種類米焼酎
内容量720ml
アルコール度数25度
価格1803円
価格は2023年1月現在
スーパーで買える熊本のおすすめ土産 【熊本】スーパーで買えるおすすめご当地土産9選

花の香酒造定番商品「花の香|菊花」

花の香菊花

「花の香|菊花」は、純米吟醸の日本酒で、花の香酒造の通年定番商品です。

このお酒は、手間のかかる生酛(きもと)造りという伝統製法で醸されています。

口に含むと、まずアルコール感からくるピリッとした心地よい刺激が広がり、その後爽やかな甘みと透明感のある旨味が広がります。昔ながらの製法が生み出す、深みとキレを両立させた一本です。

種類日本酒(純米吟醸)
内容量720ml
アルコール度数15度
価格1518円
価格は2023年1月現在

ギフトにぴったり!純米大吟醸「花の香|梅花」

花の香梅花

「花の香」という酒蔵の名の由来となった梅の花。その梅の花が咲き誇るように、豊かな香りを漂わせるという意味が込められた純米大吟醸が「花の香|梅花」です。

こちらは、甘みとコクのバランスが良く、一口飲んで「美味しい」と自然に言葉が出る美味しさでした。

華やかさと深い味わいを兼ね備えており、特別な日や大切な方への贈答品としても最適な一本です。

種類日本酒(純米大吟醸)
内容量720ml
アルコール度数16度
価格2992円
価格は2023年1月現在

幻のスパークリング!「花の香|雪花」

花の香雪花

「花の香|雪花」は、花の香酒造が手掛ける数量限定のスパークリング日本酒です。

クリスマスシーズンにはシャンパンの代わりとして買い求める方も多いそうで、店頭で見かけたら本当にラッキーな1本です。

火入れをしていないため発酵が活発に進む生酒で、冷蔵保存が必須です。

実は、私は時間が経ってから開栓したところ、お店の方に教わった通り慎重に開けたにもかかわらず、勢いよく中身が吹き出し、四分の一ほど床にぶちまけてしまいました…。早く飲まなかったので発酵が進んでしまったのかもしれません。

しかし、残ったお酒の味は格別でした!フルーティーで、まるで砂糖が入っているかのような濃厚な甘みがあります。この甘さでありながら爽快感もあり、いくらでも飲めてしまう美味しさでした。

栓を開ける時のポイント

①栓を開ける前に立てておきオリを下に沈殿させる

②栓はゆっくりじわじわと開ける

③念のためボールなど受け皿の中で開ける

種類日本酒(スパークリング)
内容量720ml
アルコール度数14度
価格2980円
価格は2023年1月現在

花の香酒造の取扱店・通販

ここまでお酒を紹介してきましたが、実は花の香酒造では、2025年1月現在通信販売はしていないそうです(花の香酒造以外の小売店では扱っているところもあるようです)

正規販売店や特約販売店などで購入するしかありませんが、だからこそ熊本土産にぴったりですね!

取扱店を見る

【熊本】花の香酒造「花回廊」とレビューまとめ

熊本・花の香酒造の魅力を凝縮した「花回廊」は、歴史とモダンが調和する美しい空間でした。写真展示やの見学を通して、蔵の丁寧な酒造りに込められた「農・醸・人」の想いが伝わってきます。

レビューした厳選4銘柄は、それぞれ個性豊かな味わい。ネットでは買えないお酒ですし、数量限定なものが多いので、気になるお酒は即決で購入するのがおすすめです。

また、酒造に行かれる方は、事前に連絡し到着時間も伝えておいた方が無難です。特にお客さんの少ない平日に行かれる時は、事前確認は必須ですよ。

2 COMMENTS

アバター のん

ももとさん、こんにちわ(^^♪
今年も楽しい記事楽しみにしてます!

ところで、この酒蔵、名前だけは知っていたので情報うれしいです!
なかなかの老舗っぽい雰囲気ですね~。
焼酎はあまり好んで飲まないんですが、スパークリング酒美味しそう(*’▽’)
うちからはそんなに距離もないので是非行ってみます!(事前に電話して)。

返信する
ももと

のんさん、いつもありがとうございます(^^)
今年もよろしくお願いしますね!
花の香酒造、焼酎もあったけど日本酒メインの酒蔵でしたよ〜
ぜひ行ってみてくださいね。
事前確認必須です。笑

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトは reCAPTCHA によって保護されており、Google のプライバシーポリシー および 利用規約 に適用されます。

reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。