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沖縄の琉球漆器の基本と沈金(ちんきん)体験

こんにちは~、ももとです。

あなたは、沖縄の伝統工芸品の琉球漆器(りゅうきゅうしっき)を知っていますか?

漆器だと石川県の輪島塗などが有名ですよね。

ですが、沖縄にもあるんです!

世界に誇れる琉球漆器が。

沖縄の博物館などで展示してあるのを見たことありませんか?

それに、今は焼失してしまった首里城ですが、首里城は「大きな琉球漆器」とも言われているんですよ。

今回の記事は、その琉球漆器の基本と、それにまつわる先日紹介したかまる~おじぃとのエピソードです。

沖縄の童名(わらびなー)とかまる〜おじぃについて

【この記事はこのような方におすすめです】

〇琉球漆器の基本を知りたい人

〇沖縄が好きな人

〇これから沖縄旅行に行く人

〇沖縄に移住したばかりの人

ももと
ももと

今回はかまる~おじぃの誘いに乗ってみたよ

沖縄の琉球漆器の特徴

琉球漆器は沖縄で作られている漆器で、14~15世紀頃に中国から伝わったとされています。

高温多湿の沖縄は、漆器を作るのに適した気候でもありました。

琉球漆器の特徴は、とにかく加飾技法が多いことです。

代表的な3つの特徴を紹介すると以下の通りになります。

琉球漆器の代表的な技法

1.堆錦(ついきん)

2.螺鈿(らでん)

3.沈金(ちんきん)

本当はもっともっとたくさんあるのですが、まずはこの3つさえ押さえておけば大丈夫です(^^♪

ももと
ももと

この3つが言えるだけでも「琉球漆器に詳しい人」認定されるよ

文字で見てもなんのこと?と思うので、早速画像付きで紹介しますね。

1.琉球漆器の技法 堆錦(ついきん)

角萬漆器HPより

堆錦は、中国の「堆朱(ついしゅ)」という技法から、沖縄独自の変化を遂げ、完成した技法です。

漆に顔料を練り混ぜて「堆錦餅(ついきんもち)」というものを作り、それを薄く伸ばして模様を切り取ります。

切り取った模様を器の表面に貼り付け、立体的な模様を表現します。

2.琉球漆器の技法 螺鈿(らでん)

角萬漆器HPより

螺鈿は、夜光貝や蝶貝など光沢のある貝殻を薄く削って、模様に合わせて切り抜きます。

その貝殻を漆で貼り付けたり、埋め込んだりする技法です。

ももとは以前に、この螺鈿でつくられたつい立のようなものを、北海道の赤レンガ庁舎にあった博物館で見たことがあります。

詳細は忘れてしまいましたが、過去に沖縄から北海道に贈られたものなのでしょうね。

3.琉球漆器の技法 沈金(ちんきん)

沈金は、漆を塗った表面に、沈金刀を使って模様を彫ります。

彫った模様に生漆を摺り込み、乾燥する前に金粉や金箔を押し込んで乾燥させます。

最後に余分な金粉などを拭き取ると絵柄が現れる、という技法です。

琉球漆器 沈金の体験会に行ってみる

さて、琉球漆器の説明はこのくらいにして、かまる~おじぃとのエピソードの紹介です。

かまる~おじぃとは、沖縄での職場にいたおじぃで、お祭りやイベントがあると、いつもももとを誘ってくるおじぃです。

大抵は、10回中9回は断っているのですが、この時は私も興味がある内容だったので、かまる~おじぃの誘いに乗ることにしました。

そのイベントの内容は、首里城でやってる「琉球漆器の沈金体験」というもの。

かまる~
かまる~

ももとさん、こんなイベントあるよ

ももと
ももと

面白そうですね~行きます

首里城でやっていると言いましたが、正確には首里城公園内にある建物の会議室のようなところで開催されていました。

イベント当日、かまる~と待ち合わせ首里城へ向かいました。

そして、会場に入ると、

ももと
ももと

なんか子どもが多い??

よく見ると、小学生の子どもとその親の組み合わせで来ている人ばかりでした。

いや、うちらも親子くらい歳が離れてる組み合わせだけど・・・(^^;

これって夏休みの自由研究じゃん!(-_-;)

そう、世間は夏休みでした(^^;

その体験ワークショップは、子ども限定とは書いていないものの、明らかに夏休みの子どもを対象にしているイベントでした(^^;

こんな歳を取った親子(じゃないけど)でも受け入れてもらえたので、小学生に混じって沈金体験をやりましたよ。

体験自体は面白かったのですが、ちゃんと内容確認してよ~ですよね(-_-;)

まぁ、私もかまる~おじぃに言われるがまま、ついてきたのも悪いんですけど。

まとめ

琉球漆器って全国的にはあまり知られていませんが、沖縄の素晴らしい伝統工芸品のひとつです。

琉球王国時代には、他国への重要な献上品でもあり、漆器を作る部署である「貝摺奉行所(かいずりぶぎょうしょ)」が設置されていました。

そんな歴史ある琉球漆器について、今回は本当にさわりだけの紹介でしたが、もっと詳しく知りたいと言う方は、ぜひ浦添市美術館に行ってみてください。

浦添市美術館は、琉球漆器を常設展示をしている美術館です。

浦添市美術館HP

沖縄って小さな島だけど、世界に誇れる文化がたくさんあって本当に素晴らしいですよね。

今回はそんな中のひとつ、琉球漆器の紹介でした。

最後まで読んでいただきありがとうございます。クリックしていただけると励みになります(^^

2 COMMENTS

アバター まりんばぁ

こんばんは
いつもわかりやすく興味深い記事をありがとうございます
漆器の技術の広まり方と沖縄での成熟さなど
考えるとロマンがありますね

次回も楽しみにしています
がんばって!!

返信する
ももと ももと

まりんさん
コメントありがとうございます✨
最近Twitterの方、お休みされてるようで心配してました〜
琉球漆器、あまり知られてないので、少しでも多くの人に知って欲しいです☺️
まりんさんのお陰で、また頑張ろうって思いました😆
ありがとうございました😊

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