突然ですが、あなたは虫好きですか?
好きではなくても平気ですか?

ももとは虫が苦手だよ(>_<)
沖縄で生活する上で、虫が苦手な人は結構大変だと思います。
沖縄は年間を通して温暖な気候のため、昆虫の種類も多く活動する期間も長いので一年中虫を見かけます。
今回は、私が沖縄で生活していた時に、実際に家に出たことのある虫や生き物と、それらの虫などの対処法や経験談を紹介します。
〇沖縄移住を考えている人
〇沖縄生活で虫に悩まされている人
〇家での虫対策を知りたい人
目次
沖縄で家に出る虫たち
まず最初に私の家に出た虫たち(生き物)を紹介します。
【沖縄で家に出る虫たち】
・ゴキブリ
・ヤモリ
・コバエ
・アリ
・シロアリ(羽アリ)
・蚊
・トビムシ
・紙魚(シミ)
・ムカデ(1回のみ)
ヤモリは昆虫ではありませんが、一応家に出る生物ということで入れさせていただきました。
これらの虫対策は、のちほど詳しく説明しますね。
沖縄に虫が多いのは高温多湿のため
沖縄は亜熱帯気候に属し、年間平均気温は23度前後、年平均相対湿度は77%という高温多湿な気候です。
この気候、昆虫にとってはとても過ごしやすい気候のため、沖縄は虫の種類も多く家の中でもたくさんの虫に遭遇するというわけです。
日本の蝶々の種類の半分以上は沖縄にいるとも言われています。

石垣島の山では虫取り網を持った人をよく見かけたよ
屋外に多いのは仕方ないとしても、できればおうちの中には入ってほしくないですよね(>_<)
沖縄の家に出る虫や生き物と虫対策8選
それでは、沖縄で家で見かける虫と対処法を早速紹介していきますね。
1.ゴキブリ

まずは、ゴキブリですね。
沖縄に住んでる皆さん、家に出る虫と言ったら一番最初に出てくるんじゃないでしょうか?

一番遭遇したくない虫だね(>_<)
そして、よく言われているのが、
「沖縄のゴキブリはデカい」ですよね(^^;
はい、確かにデカいです。。
沖縄のゴキブリが大きいと言われるのは、ワモンゴキブリが多いからです。
ワモンゴキブリは他のゴキブリより体が大きいので、沖縄のゴキブリが大きいと言われる理由になっています。
しかし私の経験では、ゴキブリを家の中で見かけるのは年に1回くらいでした。
思ったより少なくないですか?
ゴキブリの出現は家の築年数などにもよりますが、もっと出るのかな?と思ってました。
ただ見てないだけで、家には住んでいたのかも知れませんけど(^^;
それよりも、屋外で見かけるゴキブリの方が圧倒的に多かったです。
沖縄は外も暖かいので、ゴキブリも家の外で生きていけるんですね。
しかも、わが家では在宅中はクーラーをつけっぱなしなので、ゴキブリも寒い家の中よりは、高温多湿な外にいたんでしょうね。
そして、運悪く出くわしてしまった時は、「殺虫剤+丸めた新聞紙で叩く」です。
殺虫剤って1回スプレーしたくらいでは、なかなか効かないですよね(^^;
なので、私はスプレーして少し動きが弱まったところを新聞紙で叩いてました。

しとめるまでは寝れない
叩く時は躊躇せずに思い切り叩かないと、逃げられてしまいますよ。
普段は一応ゴキブリホイホイ的なものを置いて対策してましたが、ゴキブリよりもやーるー(ヤモリ)の赤ちゃんがかかっていることの方が多かったです。
2.ヤモリ(やーるー)

こちらは虫ではないですが、沖縄では、やーるーと呼ばれているヤモリですね。
「家の守り神」なんて言われたりもします。
これも家ではよく見かけますよね。
家の中でもたまに見かけますが、夜、窓の外に張り付いているのをよく見かけました。
家の中で見かけるヤモリは赤ちゃんヤモリが多かったので、私は見かけてもそのままにしていました。
ヤモリは虫を食べてくれるし、守り神なんて言われてるのに、退治するなんてできませんよね(^^;
それに、私は虫はダメだけどヤモリは大丈夫なんです。なので、ヤモリは見かけてもスルーしていました。
でも、苦手な方は、先ほども紹介したゴキブリホイホイを仕掛けると、結構ヤモリがかかりますよ。
うちのゴキブリホイホイには、いつも赤ちゃんヤモリがかかってました(;´・ω・)
3.コバエ
コバエは油断すると、すぐゴミに発生します。
移住して最初の頃、ゴミ袋がいっぱいになったので、ごみの日までベランダに置いていたんです。
そうしたら、ゴミ袋の中にコバエが大量発生(+_+)
袋をちゃんと縛っていても僅かな隙間から入るのか、袋の中はコバエだらけ(+_+)
もちろんそのまま捨てたけど、見るのも気持ち悪いので、それ以降生ごみは冷凍することにしました。
食べ物で汚れているトレーなどは洗い、生ごみは冷凍することで、コバエも発生しなくなりました。
生ごみを冷凍庫に入れるのは抵抗があるかもしれませんが、ゴミが出たその日であれば臭いも腐敗もしていない単なる食べ物の残りクズなので、そんなに抵抗なく冷凍庫に入れられます。これは今でも続けてますよ。
それよりも大量のコバエを見る方がもっと気持ち悪いです。
難点なのが、冷凍庫が生ごみでいっぱいになることですね(^^;

沖縄では冷蔵庫大き目がいいよ
4.アリ
私の感覚になりますが、沖縄ではゴキブリより、アリの方が家でよく見かけました。
梅雨のジメジメした季節になると、家の中にアリが入ってくることが多かったです。
家に入ってくるアリは、小さくて茶色いアリです。
そして、このアリ噛むんですよ。
ある時、腕がチクッとするから見ると、腕にアリがついてました(+_+)
また、家の中ではありませんが、バス停でバスを待っている時に足を噛まれたこともあります。
家でアリを見かけたら、アリが歩いていた辺りはアルコールや洗剤で拭きましょう。
アリは匂いで、仲間と列を作ったり呼んだりするそうなので、匂いを消すためアルコールなどを使います。
アリを家で見かけた時は、玄関の外などアリが入って来そうなところ何か所かに、アリの巣コロリを仕掛けると、すぐにいなくなりましたよ。これはよく効きました。
5.シロアリ・羽アリ
シロアリは、一軒家は要注意です。
お家がシロアリの被害にあったら大変ですよね。
築年数の経っている家は、一度専門業者に見てもらった方がいいですね。
私は沖縄での住まいは一軒家ではなかったので、そこまで気にはしてませんでした。
ただ、シロアリや羽アリが大量に街灯に集まるような日に、網戸をすり抜けて部屋の中に入って来るものがいるので、気づいたら照明の周りが虫だらけになっていることがありました(^^;
こういう時は、殺虫剤で一撃でしたね。殺虫剤、小さい虫にはよく効きます。
そして、網戸ではなく、窓を閉めてクーラーをつけるに限ります。
6.蚊

蚊も意外と家の中で見かけるのは少なかったです。
基本暑い季節は、クーラーをつけて閉め切っているので、家には入って来なかったのだと思います。

一度2月に耳元で蚊が鳴いていて目が覚めたよ
外にはたくさんいるので、蚊に刺される時は外での方が多かったです。
夏に外出する時は、日焼け止めと虫よけが一緒になったスプレーを、腕や脚に使っていました。
一度で両方塗れるので手間が省けて便利です。
7.トビムシ
トビムシは石垣島にいる時に大量発生しました。
トビムシって分かりますか?
すごく小さくて、よく本の間にいる虫くらいの大きさで、少し細長い形をしているんですけど、時々ピョンって跳ねるんです。
ある時、これがタイルの壁にたくさんついていたんです(+_+)
最初は、なんの虫か分からず調べてみると、どうやらトビムシと言うらしく、湿った植木鉢の下なんかによくいるそうです。
人間に害はありませんが、ダニなどの餌になります。
石垣でこの虫が発生したのは、北側にあるトイレのタイルの壁で、冬のクーラーをつけない季節でした。
トイレなので、湿気も溜まりがちになります。
冷房がなくなり湿度が上がったせいかもしれません。
ちなみに、沖縄ではカビも冬の冷房がない季節によく発生していました。

トビムシは、見つけたらティッシュなどで拭き取り、湿気を溜めないように換気をするのが効果的です。
やっぱり湿気は、虫を発生させる原因になるんですね。
8.紙魚(シミ)
紙魚(シミ)ってあまり聞いたことないですよね?
私は石垣島で初めて知ったんですけど、体長1~2cmくらいで見た目はフナムシとハサミムシを合わせたような形をしています。
この紙魚、紙を食べるんですよ。だから名前にも紙の文字が使われているんですね。
湿度が高くてダンボール箱の中や紙がたくさん置いてあるとこによくいます。
この紙魚なんと泡盛のラベルも食べちゃうんですよ!
古酒にしようと思って大事に押し入れなどにしまっておいたら、紙魚の被害を受けることもあるので、たまには出して風通しをよくしてくださいね。
もし紙魚を見かけたら、動きが素早いので手で取るより殺虫剤が効果的です。
まとめ
以上が、私が沖縄に住んでいる時に家に出た虫対策です。
これ以外にも一度ムカデが出たことがありましたが、1回だけだったので今回は省略しました。
沖縄は気候の上でも虫が多い地域なので、全てをシャットアウトするのは難しいかと思います。
でも、家の中をこまめに掃除したり、湿気を溜めない工夫をするなどすればある程度は防げます。
私の経験では、やはりクーラーをつけない季節の方が、虫に遭遇する確率が高かったように思えます。
これから沖縄移住を考えている方は、沖縄では一年中虫は出ると思っておいた方がいいですね。
沖縄の虫対策、ひとつでも参考になれば嬉しいです。
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