
日本一の石段3333段を登るためのコツってあるのかな?
「日本一の石段3333段」という数字を見て、「私には無理!」と諦めていませんか? 運動神経ゼロで体力に自信がない方でも、コツが分かればこの石段を登ることは可能です!
実際に筆者が登ってみて分かったのは、この超ロングな石段を登るには、体力よりも精神面が重要ということです。
この記事では、挫折せずに絶景のゴールへたどり着くための具体的な気持ちの持ちようや持ち物などの事前準備を徹底解説します。あなたも一緒に挑戦し、最高の達成感を味わいましょう!
- 3333段を登るコツ
- 日本一の石段へのアクセスと駐車場
- 3333段を登る持ち物
- 3333段を登る注意点
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目次
3333段を登る前に知っておきたいアクセスと駐車場
日本一の石段3333段のアクセスと駐車場情報を解説します。
日本一の石段3333段のアクセス
■住所:熊本県益城郡美里町坂本
■電話:0964-47-1112(美里町役場林務観光課)
■営業時間:24時間
■入場料:無料
■駐車場:近隣の有料駐車場を利用
日本一の石段の場所は、熊本市内からは車で40~50分、熊本県美里町の国道443号線近くの山の中にあります。
バスでも行けるようで、熊本桜町バスターミナルから熊本バスで「砥用行」に乗車で50分ほどです。
私たちは早めの昼食を取り、石段のスタート地点にはお昼の12時頃に着きましたが、午前中から登っていた人たちが何人か降りてきていました。
ちなみにランチしたお店はこちらです。
石段登りに挑戦する前の炭水化物摂取には、もってこいのメニューです。
日本一の石段3333段の周辺駐車場

石段入口周辺には、いくつか有料駐車場があります。
入口に一番近いこちらの駐車場に停めました。
「宮崎・石段有料駐車場」駐車場代:1台300円
8時間以内となっていますが、石段を登って帰って来るには充分な時間です。
一番近くだけあって、みんな停めているようで、空いてる場所はひとつだけでした。
駐車場の方は感じのいい方で、いろいろ話かけてくれましたよ。
日本一の石段を3333段を登るコツと感想

それでは、3333段を登るコツと実際に登ってみた感想をお伝えします。
- 3333段を登るコツ
- 3333段の頂上の様子
- 3333段を降りる時のコツ
日本一の石段3333段を登るコツ

登るコツを段階的にまとめるとこのようになります。
1.まずは1000段を目標にする
2.自分のペースを守りながら登る
3.2000段まで行くと心理的に3000段まで行きたくなる
実は、石段を登り始めてからも「疲れたらやめよ~」なんて思いながら登ってました。だって、最初は全然行きたいと思ってなかったし、最初は観光地の見学くらいにしか思ってなかったから。だから、1000段くらいまでが気持ち的にはしんどかったです。
1000段超えると、「もうちょい頑張れるかな?」と思い、2000段まで行くと体力的にはやめたいけど、ここまで来たら登るしかないよねって感じで、なんとか3333段を登ることができました。
やめるなら1000段くらいまでにやめないと、心理的にやめられなくなるので要注意です(やめること前提?)
それに1000段を超えたあたりには、途中平坦な石畳の道もあるので、気持ち的にも楽に進めます。景色が開けるところもあり、気分転換になりました。
もう少し寒くなると紅葉が綺麗そうですね。

途中このような石碑がいくつかあり、いろいろな国の石が石段に使われていることが分かります。

登っている途中、後からどんどん追い抜かれますが、自分のペースを守っていくのが一番重要かと思います。
日本一の石段3333段の頂上の様子

そして、やっと頂上に到達です\(^o^)/
頂上は標高860mなんですね。凄い時間かかって疲れたので、もっと高いのかと思いました。

頂上には釈迦院へ通じている道が続いているのですが、さらにそこから1km以上先なので、限界に達していた私は時間もないので断念。
日本一の石段ってただの観光地と思っていたけど、トレーニングで利用している人もたくさんいました。観光客とトレーニングの人と半々くらいな割合です。頂上にはダンベルを持ってる方がいましたよ。
中にははだしで登ってる人もいたよ!
たしかにこの石段は、下半身を鍛えるには良さそうな場所ですね。
日本一の石段3333段を降りる時のコツ
石段を登る時は呼吸や心拍数が上がってきついのですが、降りる時は脚が死にます。フルマラソンを走った後の様に(走ったことないけど)、脚がガクブルで動かなくなります。
私は運動神経も良くないし歳なのでゆっくり休み休み降りていたのですが、これが良くなかったみたいで、本当に脚が言うこと聞かなくなりました。自分では動かそうと思ってるのに、ぶるぶる震えて思うように動かない。
そういえば、降りる時はみんな、さーっと素早く降りている人が多かったです。きっと、早く降りないと脚が動かなくなることを知っていたのですね。
登る時はゆっくりマイペースでいいですが、降りる時はできるだけ素早く降りるのがポイントになります。でも、疲れた足を素早く動かすのは転んだりする危険性もあるので、無理のない範囲で早めに下りるのがコツですね。
日本一の石段3333段を登る時の持ち物と注意点

3333段を登る時の持って行く物と注意点をまとめました。
事前時に準備をしてスムーズに登れるようにしておきましょう。
3333段を登る時の持ち物
日本一の石段を登る時に持って行くものをまとめました。
動きやすい服装や靴は当然ですが、それら以外にもあったらいいなと思う物です。
【持ち物】
■動きやすい服装や運動靴
■飲み物
■タオル
■羽織るもの
■虫除けスプレー(夏場)
登っている途中には自動販売機等はないので、飲み物は自分で用意しないといけません。
特に暑い季節は飲み物は多めが良いでしょう。
また季節にもよりますが、石段を登っている時は暑いのですが、山の上の方は結構ひんやりしていました。
降りる時に寒さを感じたので、ウインドブレーカー等上から羽織るものも準備しておいた方が良さそうです。
タオルは寒い時には首に巻けばマフラー代わりにもなりますよ。
私が行った時期は10月だったので虫は気になりませんでしたが、夏場は虫除けスプレーもあるといいかと思います。
3333段を登る時の注意点
【注意点】
■トイレは2か所しかないので計画的に
■スタートは午前中がベスト
■翌日以降数日間は予定を入れない
トイレは2か所しかないので要注意です。
出来る限り200段付近の水洗トイレを使用することをオススメします。
1700段付近のトイレはあまりキレイじゃないよ
日本一の石段(釈迦院御坂遊歩道)は、ゲートなどはなく無料で24時間いつでも出入り可能です。しかし、安全面と快適さを考慮すると、登頂は必ず明るい時間帯に行うことを強くおすすめします。
特に、スタートは午前中がベストです。
私が実際に登った際、お昼頃にスタートしたところ、下山時にはすでに日が傾き、日陰が多くなり急に冷え込みました。暗闇の山道は危険な上に精神的な負担も大きいです。
真夏なら日陰は涼しいですが、それ以外の季節は特に、午前中から登り始めることで、終始安心して挑戦することができるでしょう。
3333段を登り切った翌日は、必ず休日として確保しておくことを強くおすすめします。仕事や重要な予定は入れない方が無難です。
普段の運動習慣にもよりますが、ほとんどの方が翌日以降、強烈な筋肉痛に見舞われます。私自身、登頂の翌日からは「半端ない筋肉痛」に襲われ、約3日間はまともに歩けず、外出も困難なほどでした。
この達成感を台無しにしないためにも、登頂後は体をしっかり休ませるスケジュールを組みましょう。
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3333段の周辺施設「佐俣の湯」
石段を登った後は、時間があれば車で15分ほどのところにある温泉「佐俣の湯」をおすすめします。
駐車場でもらえる佐俣の湯割引券

日本一の石段付近の駐車場では、佐俣の湯の割引券がもらえたのでしっかり利用しましたよ。
駐車場代300円でしたが、この割引券で温泉代が大人1名につき100円引きになるので、私たちは大人2名で200円引き。
駐車場代は実質100円になりました♪
道の駅 美里「佐俣の湯」で癒される

石段を登り終えた後は、元々行く予定にしていた佐俣の湯へ行きました。
温泉に入ると石段で見かけた人たちが何人かいました。
皆さん考えることは一緒ですね。笑
温泉でしっかり癒されてから帰りましょう。
日本一の石段3333段を登るコツまとめ
3333段の石段をまさか自分が登ることになるとは思いませんでしたが、運動神経ゼロの自分でも登れるんだという達成感が得られたので登ってみて良かったです。
事前の準備と体調をしっかり整えて、自分のペースで登って行けば、誰でも3333段登れると思います(私ができたくらいなので)
時間と体力には余裕を持って、事故やケガのないよう楽しんでもらえたらと思います。


