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泡盛の選び方 飲みやすい泡盛を見つける方法

沖縄のお酒と言えば「泡盛」ですが、泡盛って種類が多くて、飲みやすい泡盛を見つけるのが大変ですよね。

沖縄県内には40を超える酒造があり、各酒造に様々な銘柄があります。

泡盛を普段からよく飲む方ならば、好きな銘柄とかも決まっているかも知れませんが、沖縄に住んでいても泡盛を飲み慣れていない人や、観光客の方は「泡盛ってどれを選ベばいいの?」と思いませんか?

今回はそんな悩みにお応えして、泡盛を選ぶ時の基本的なポイントを紹介します。

移住したての
たろう君
移住したての たろう君

泡盛って種類が多くてどれを選んだらいいか分からないよ(>_<)

ももと
ももと

泡盛マイスターのももとが泡盛の選び方を教えるね!

ぜひ最後まで読んで、泡盛を選ぶ際の参考にしてくださいね。

この記事は次の方にオススメです

・泡盛を飲んでみたいと思ってる人

・沖縄旅行で泡盛を飲んだり買いたい人

・泡盛に興味がある人

・いつもと違う泡盛を飲んでみたい人

泡盛を選ぶ際のポイント

まずはじめに結論から言うと、泡盛を選ぶポイントは以下のとおりです。

・ラベルで判断する

・新酒か古酒で決める

・蒸留方法で判断する

・麹造りの期間で判断する

・試飲する

あとで詳しく説明しますね。

泡盛ってどんなお酒?

まず、泡盛を全く飲んだことない人に、泡盛について簡単に説明しますね。

泡盛とは、沖縄のお酒で米焼酎に似た蒸留酒です。

泡盛の特徴

・黒麹菌を使用

・主にタイ米が原料(国産米の泡盛もあり)

・全麹仕込み(米焼酎は二次仕込み)

・単式蒸留

泡盛は約600年の歴史があり、琉球王国時代には王府に厳しく管理され、庶民は飲めないお酒でした。

詳しくはこちらの記事もご覧ください。

泡盛の歴史から米焼酎との違いまでを泡盛マイスターが解説します なんで泡盛って言うの?泡盛の名前の由来を紹介します

飲みやすい泡盛の選び方5選

泡盛を選ぶ際、一番気になるのはですよね。

泡盛を買ってみて、自分に合わない味だったらガッカリですよね。

ここでは、泡盛の一般的な味の特徴を判断する方法を紹介します。

1.泡盛のラベルで確認する

泡盛のビンやパックに記載されているラベルで、その泡盛の特徴を見て判断します。

例えば、こちらは請福酒造の「赤の請福」のバックラベルですが、このように書いてあると分かりやすいですよね。

赤の清福バックラベル
赤の請福は八重山限定販売の泡盛

但し、このように泡盛の特徴を書いている泡盛が少ないのも現状です(^^;

2.新酒か古酒(クース)か確認する

菊之露 古酒V.I.Pゴールド
菊之露酒造 人気NO.1の古酒V.I.Pゴールド

新酒か古酒(クース)かの違いは、ビンのラベルに書いてあるのですぐ分かりますね。

ちなみに古酒(クース)の定義は、「全量を3年以上寝かせたもの」になります。

ももと
ももと

1%でも新酒が含まれていたら古酒と名乗れないよ~

一般的に泡盛は、熟成して古酒になるとまろやかで味わい深くなると言われています。

新酒と古酒(クース)の味の違いは以下のとおりです。

味の違い

・新酒⇒アルコール感が強くドライな感じ

・古酒⇒香り豊かでまろやか

3.泡盛の蒸留方法を確認する

泡盛の蒸留方法を大きく分けると、常圧蒸留減圧蒸留があります

この蒸留方法によっても泡盛の味は変わってきます。

先程の赤の請福では、「請福常圧」と書いてありましたね。

常圧蒸留と減圧蒸留の違いをまとめると以下のとおりになります。

常圧蒸留

通常私たちが生活している常圧(1気圧)下では、アルコールの沸点は78.3度になります。

水の沸点は100度ですよね。

この温度差を利用しもろみを加熱しアルコール分を抽出しています。

これを常圧蒸留といいます。

減圧蒸留

減圧蒸留は蒸留機内の気圧を下げ、40~60度くらいでアルコールを蒸留できるようにします。

高い山の頂上など気圧の低い場所だと水も100度より低い温度で沸騰しますよね。

この環境を蒸留機の中で作り出しています。

このアルコールの沸点の違いで泡盛の味が変わってきます。

なぜなら、温度によって含まれる味を左右する成分に違いがあるのです

詳しい成分については省力しますが、一般的な味の違いをまとめると以下のようになります。

味の違い

・沸点が高い(常圧)⇒クセがあり濃厚な味(昔ながらの泡盛)

・沸点が低い(減圧)⇒クセがなくスッキリ爽やかな味

移住したての
たろう君
移住したての たろう君

減圧の方が飲みやすそうだね!

ももと
ももと

でも蒸留方法を書いてる泡盛は少ないかも(^^;

4.泡盛の麹作りの期間で判断する

泡盛を造る行程で、麹造りがあります。

麹造りは酒造りで最も重要な工程と言われています。

泡盛の麹造りの場合、蒸したタイ米に麹菌をまぶして、通常2日間ほど寝かせます。

ももと
ももと

この工程を製麹(せいきく)と言うよ

この造りの期間によっても泡盛の仕上がりが変わってきます

米に麹菌をどの程度生やすかによって香りや味わいが変化するのです。

忠孝酒造の「四日麹(よっかこうじ)」は有名ですね。

四日麹では通常2日間の製麹期間を4日間にして、香り成分を多く引き出しているそうですよ。

味の違い

・期間が短い(麹があまり生えていない)⇒爽快で華やかな香り

・期間が長い(胞子が出てしっかり生えている)⇒重厚で複雑な香り

5.泡盛を試飲してみる

最後はやっぱり試飲して、自分の好みの泡盛を見つけるのが一番分かりやすいですね。

試飲できる場所は限られていますが、酒造の売店などでは試飲をさせてくれるところが多いです。

また、泡盛を多く扱っているお土産屋さんも試飲させてくれるところもありますよね。

酒造に行けば、泡盛についていろいろ教えてくれるはずです。

ももと
ももと

工場見学ができる酒造もあるよ

※現在は新型コロナの影響で、試飲や見学を中止しているところもあるので、事前に確認してみてくださいね。

泡盛の選び方まとめ

以上が泡盛を選ぶ上で参考になる目安になります。

あくまでも一般的なことなので、全てが今回紹介した方法のとおりというわけではありません。

紹介した方法の組み合わせによっても何種類もの味になるし、上記以外の条件の違いもあります。

泡盛は様々な条件の組み合わせによって、いろいろな味わいを楽しめるお酒です。

是非いろいろな泡盛を試して、自分のお気に入りの泡盛を見つけてくださいね(^^♪

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