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ムーチーの日2026年はいつ?沖縄の伝統行事ムーチーの由来と作り方

沖縄のムーチーの日ってどんな日?

沖縄の冬の行事といえばムーチー(鬼餅)ですよね。2026年のムーチーの日は以下のとおりです。

2026年のムーチーの日は、2026年1月26日(月)(旧暦12/8)です

旧暦の12月8日に、子どもたちの健康を願って作られる伝統的なお餅「ムーチー」。餅を独特の香りがする月桃(ゲットウ)の葉で包んで蒸す行事は、沖縄の冬の風物詩として今も大切にされています。

このムーチーの行事にはどのような意味や由来があるのでしょうか。この記事では、ムーチーの日にちや込められた願い、そしてご家庭でも簡単に作れるレシピまで、ムーチーの魅力について詳しく解説します。

この記事で分かること
  • 沖縄のムーチーの日の詳細
  • ムーチー伝説について
  • ムーチーの作り方
ももと
ももと

この記事は沖縄生活13年、沖縄では歴史サークルに所属していたももとが書いています。

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沖縄のムーチーの日2026年はいつ?特徴と由来

ムーチー(黒糖味・プレーン・紅芋味)
ムーチー/黒糖味や紅芋味など様々です
  • 【2026年】沖縄ムーチーの日
  • ムーチー(鬼餅)行事の内容
  • ハチムーチー(初ムーチー)とは
  • ムーチー(鬼餅)伝説
  • ムーチー(鬼餅)伝説の場所

【2026年】沖縄ムーチーの日

20206年のムーチーの日は以下のとおりです。

西暦(新暦)旧暦
ムーチーの日2026年1月26日(月)2025年12月8日

ムーチー(鬼餅)行事の内容

沖縄で旧暦12月8日に行われる「ムーチー」は、子どもたちの健やかな成長を願う伝統行事です。ムーチーを漢字にすると「鬼餅」と書きます。

この日、月桃(ゲットウ)やクバの葉で包んだお餅(ムーチー)を蒸して作り、ヒヌカン(火の神)と仏壇に供えた後、家族で食べます。

月桃の葉には抗菌作用があり、病気や魔除けの力があると信じられています。この行事は、家族の健康を願う沖縄の心が込められた、大切な冬の風物詩です。

ムーチーは沖縄ではとてもポピュラーな行事なので、沖縄の方なら一度は幼稚園や小学校などでムーチー作り体験をしたことがあるのではないでしょうか。

ハチムーチー(初ムーチー)とは?

ハチムーチーのイラスト

また、子どもが生まれて初めて迎えるムーチーの日を「ハチムーチー(初ムーチー)」と言って、赤ちゃんのいる家では大量のムーチーを作り、近所にムーチー(鬼餅)を配ります

ムーチー(鬼餅)伝説

なぜムーチーを鬼餅と書くのでしょう?それには鬼が関係しています。

ムーチーには、沖縄で広く言い伝えられている民話があります。

ムーチー昔話

昔、首里の金城町に両親を亡くした兄妹が住んでいました。

ある時、兄は鬼になってしまい、家畜や子どもを襲うようになってしまいました。

そこで妹は、鬼を退治するために、兄の好きな餅の中に鉄を入れて、月桃の葉で包んだものを食べさせたそうです。

何も知らずに餅を食べた鬼は、体が鉄で重くなり、動きが鈍くなった隙に、妹は鬼になった兄を崖から突き落として退治しました。

この鬼退治が行われたのが旧暦の12月8日だったということから、鬼退治のために作られた餅のことを「鬼餅(ムーチー)」といい、旧暦の12月8日に食べるようになったそうです。

ムーチー(鬼餅)伝説の場所

ムーチー伝説は、那覇市の首里金城町にある内金城の御嶽(うちかなぐすくのうたき)に残っています。パワースポットで有名な首里金城町の大アカギと同じ場所にあるので、機会があったらぜひ行ってみてくださいね。

鬼退治の話は、日本にも節分の日にありますよね。ムーチーの日は、日本の節分と似ているかもしれませんね。

2026年はいつ?沖縄ムーチーの作り方

ムーチー作りのイラスト

ムーチーは「買う」か「もらう」か

沖縄での一人暮らしが長かった私は、ムーチーの日に周りの人からいただくことが多かったので、自分で作る機会はほとんどありませんでした。基本的には、スーパーなどで購入するか、手作りのムーチーをもらうかのどちらかでしたね。

個人的には、市販のムーチーは甘さが強いものが多いため、手作りのいただき物の方が好みでした。月桃の爽やかな香りと、もっちりとした食感がたまらなく、口にするたびに幸せな気持ちになります。

沖縄ムーチーの作り方

私は一度だけムーチー作りを体験する機会がありました。もしご家庭で作ってみたいという方がいれば、こちらのサンエーの動画がとても分かりやすくておすすめです。

ムーチーの材料

■ムーチーミックス:1袋(500g)

■水:200~240㏄

■サンニン(月桃)の葉:10枚くらい

■サラダ油、ムーチーを縛るビニール紐

沖縄のムーチーの日2026年はいつ?まとめ

私は沖縄で寒くなると「ムーチーの日はいつだっけ?」と思い出します。沖縄では、ムーチーの頃に寒くなることを「ムーチービーサ(鬼餅寒)」と言います。

ムーチーの日にムーチーを食べて、寒さに負けずに一年の無病息災を祈願しましょう。

移住者の方やムーチーを作るのが大変な方も、ムーチーの日が近づいたらスーパーや市場などで大量に売られるので、ぜひ食べてみてくださいね。

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