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石敢當はどこに置く?正しい置き場所で効果を倍増させる方法

沖縄の魔除け石敢當

沖縄の石敢當って置き場所が決まってるの?どんな効果があるのかな?

沖縄のお土産で「石敢當」を買ってみたけど、「一体どこに置けばいいの?」と疑問に思ったことはありませんか?

沖縄で魔除けとして広く親しまれている石敢當ですが、ただ置くだけではその効果を最大限に発揮できません。実は、石敢當の置き場所には、効果を左右する重要なポイントが隠されています。

この記事では、石敢當が持つ本来のパワーを最大限に引き出し、あなたと家族を災いから守るための、正しい置き場所と設置方法を分かりやすく解説します。

石敢當をすでに持っている人も、これから購入を考えている人も、ぜひこの記事を読んで、石敢當の効果を倍増させる方法をマスターしてください。

正しい知識を身につけて、運気をグッと引き上げましょう。

この記事でわかること
  • 沖縄の石敢當とは何か
  • 沖縄の石敢當の効果
  • 沖縄の石敢當の置き場所
  • マジムンが直線に進む理由
ももと
ももと

この記事は沖縄生活13年、沖縄では歴史サークルに所属していたももとが書いています。

【沖縄の石敢當】置き場所や効果を解説

石敢當
  • 石敢當の読み方
  • 石敢當の由来
  • 石敢當の置き場所
  • 玄関に置く場合
  • 石敢當の効果

石敢當の読み方

沖縄の街角でよく見かける「石敢當」という石碑。これは「いしがんとう」と読みます。

石敢當は中国から伝わったと言われており、実は沖縄以外の地域でも見られ、古くから外国船が寄港していた鹿児島の指宿などでは今でも石敢當が多くあります。

ももと
ももと

鹿児島の指宿では「せっかんとう」と呼ばれているよ

石敢當の由来

石敢當は、中国の福建省が発祥とされ、日本には琉球王朝時代に伝わったとされています。

その由来には諸説ありますが、最も有力なのは「石敢当」という名の中国の武将や力士が、その強さで魔物を打ち破ったという伝説から、魔除けの石碑として広まったというものです。

沖縄では、直進する性質を持つ悪霊「マジムン」が家に入り込むのを防ぐため、T字路や三叉路の突き当たりに置く習慣が根付きました。

石敢當の置き場所

石敢當の位置

沖縄の石敢當は、主にT字路や三叉路の突き当たりに置かれています。これは、風水の考え方に基づき、直進する性質を持つ悪霊「マジムン」が家に入り込むのを防ぐためです。

石敢當にぶつかったマジムンは砕け散ると信じられており、家を守るための魔除けとして重要な役割を担っています。設置する場所によってその効果が発揮されるため、正しい置き場所が非常に重要です。

玄関に石敢當を置く場合は?

沖縄旅行のお土産で石敢當を買った場合、玄関に置きたいと思うこともありますよね。

玄関に石敢當を置く場合は、外に向かって配置することが基本です。悪霊「マジムン」の侵入を防ぐ役割があるため、外から見たときに正面を向くように設置します。門柱や玄関の棚の上、または靴箱の上など、家の外へ向けて置くと効果的です。

また、シーサーと併せて置くことで、魔除けの効果がさらに高まるとされています。正しい場所に置くことで、家全体を災いから守る守り神として活躍してくれるでしょう。

魔除けとしての石敢當の効果

石敢當

石敢當の最も重要な効果は「魔除け」です。沖縄ではシーサーと並ぶ2大魔除けで、沖縄の悪霊「マジムン」は直進する性質があるため、T字路や三叉路の突き当たりにある家へ入ろうとします。しかし、石敢當にぶつかると砕け散るため、家への侵入を防ぐと信じられています。

石敢當の置き場所と効果に関係ある?沖縄で直線より曲線が好まれる理由

石敢當
  • 曲線を良しとする沖縄の人の美意識
  • 台風から家を守るための曲線
  • マジムンが真っ直ぐ(直線)にしか進めない理由

曲線を良しとする沖縄の人の美意識

首里城の石垣
首里城の石垣

古くから沖縄では、角や直線を嫌い曲線が美しいとされる美意識がありました

首里城をはじめとする城跡(グスク跡)の石垣を見ても分かるように、角が丸くなっていたり曲線や曲面となっています。

日本のお城の石垣と比べても違いが分かりますよね。

熊本城
熊本城公式HPより

熊本城の石垣は角が角ばっていますね。

曲線がいいと言う考えは中国から入ってきた風水による考え方が影響しているとされています。沖縄本島北部にある今帰仁城跡の石垣は、中国の万里の長城に似ているとも言われ、中国文化の影響を受けているのが分かります。

首里城の石垣のように角も丸く面も反りかえっている沖縄の石垣は、世界的に見ても珍しいそうですよ。今度首里城に行く機会があれば、ぜひ石垣にも注目してみてください。

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台風から家を守るための曲線

迷路(曲線)

沖縄で大きな道路は別として、昔からある地域の住宅街など一歩中に入ると細い道がくねくねしていて分かりづらいと思ったことはありませんか?

特に首里の住宅街の道の複雑さは有名で、軽自動車じゃないと通れないような細かな道がたくさんありますよね。首里の道って王国時代からほとんど変わっていなくて、古地図と現代の地図が合致するそうですよ。

これも昔の沖縄の人が風水を取り入れ、直線を良しとしなかったためこのような複雑な道になりました。

また、曲線の道は台風から家を守る役割もありました。道が直線だと海からの風の影響をもろに受けてしまうため、あえて曲がりくねった道にしているのです。くねくねした道も昔の沖縄の人の知恵なのですね。

そういえば、風水って「風」と「水」と書くけど、台風ってまさに風と水が関係してますね。

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マジムン(魔物)が真っ直ぐ(直線)にしか進めないのは?

キジムナー
沖縄の妖精キジムナー/マジムンの一種

石敢當で魔除けをしているわけですが、なぜマジムンは真っ直ぐにしか進めないと言われるようになったのでしょうか?

先の理由から、マジムンがまっすぐに直進してきて家に災いをもたらすという考え方は、台風被害だったり風水的な考えが関係しているのです。

昔の沖縄の人は、全てのものに神が宿っていたり、自然災害や目に見えない恐怖などをマジムンに例えたりしていました。

昔、直線の道の突き当りにある家は、台風の強い風を受けて飛ばされたのかも知れません。それを見て「マジムンは直線で入ってくる」となり、丁字路の突き当たりには石敢當を置くようになったのでしょう。

石敢當の置き場所と効果まとめ

今回は、石敢當の正しい置き場所と効果について解説しました。

ただ置くだけでなく、T字路や三叉路の突き当たりに外向きに設置することで、本来の魔除け効果が最大限に発揮されます。玄関に置く場合も、家の中へ魔物が入らないように外に向けて置くのがポイントです。

石敢當を正しく設置して、あなたと家族を災いから守り、日々の暮らしに安心をプラスしましょう。

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