
こんにちは~、ももとです。
台風が多いと言われる沖縄県。
でも今は、温暖化のせいか、沖縄だけでなく本州にも大型台風が上陸するようになっています。
これまでの台風って、「フィリピンの方で発生して、発達しながら沖縄へ来る」というのが、通常ルートだったのですが、ここ最近は「沖縄の近海で発生して、勢力を保ったまま本州へ向かうルート」も増えていますね。

沖縄に来たばかりで台風対策どうしたらいいのか分からないよ~
今回は、長年住んでいた沖縄での台風の経験談を交えながら、内地でも役立つ台風対策をご紹介しますね。
【この記事はこういう方におすすめです】
・沖縄に移住したばかりで台風対策が分からない
・自分の台風対策に漏れがないか確認したい
・強い台風への備えを知りたい
目次
実は沖縄の人は台風を楽しんでいる?
沖縄では、台風が来るとなると、普段の日常会話も台風の話題が増えます。
それはもう、まるで台風が一大イベントのように、楽しみにしてるのかと思うくらい。
実際私もそうでした(^^;
だって~、基本沖縄では暴風警報が出たり、路線バスが止まったら会社が休みになるから(^^♪
「明日仕事休みだから飲みに行こう」なんて人も結構います(^^;
私も、仕事が午後から休みになった帰りに、映画を観に行ったこともありました(^^;
沖縄の人は、もう慣れっこなんですね。
だからと言って真似しちゃダメですよ。
暴風警報が出てる間は危険です。沖縄の台風、舐めちゃいけません。
まずは台風の進路や勢力を知ろう

台風が沖縄に来ると分かったら、まずは台風の進路や勢力を確認しましょう。
台風は自然災害の中でも、事前に準備ができる災害です。
被害をできるだけ最小限にできるように事前の対策は必要です。
これまでは、気象庁のHPや、米軍の「ジョイントタイフーン」などで、台風の進路等を確認していましたが、最近の沖縄ではもっぱらコレ、
“Windy”(ウィンディ)ではないでしょうか?
ウィンディは、気象庁の予報より先の進路が分かったり、風向きや強さを確認するのに役立ちます。
気象庁のような詳細は分からないのですが、どの地域にどのくらいの風が吹くのかは、ウィンディの方が分かりやすいです。
私は、ウィンディと気象庁と両方を見てましたよ。
台風が来ると分かったらやること
1.必要なものの買い出し

まずは、台風が来る前に(できたら前日までに)、必要なものの買い出しです。
沖縄では、台風が来るとなると、みんな買い物に走ります。
停電や断水に備え、飲み水の確保はもちろん、電気や火を使わなくても食べれるパン等がよく売れていました。
あとは、カップ麺。これ、台風の度に商品棚は空っぽになります。
食料以外では、養生テープや電池等もお忘れなく。
陸続きの地域は、あまり想像できないかも知れませんが、沖縄では台風で飛行機や船が欠航になると、物流が止まりスーパー等から商品が消えます。
特に石垣島などの離島では、台風が過ぎ去っても1週間くらいは生鮮食品が入荷されません。
牛乳や納豆など、ずーっと空の状態が続きます(+_+)
なぜかと言うと、石垣島からは台風が遠ざかっても、台風が沖縄本島にいれば、本島から物資を運ぶ船は出航できないのです。
なので、買い物は台風が過ぎた後のことも考えて、購入しないといけないのです。
ちなみに、お店にないからって、ネットでポチっても無駄ですよ。流通が止まっているので届きません(^^;
2.ベランダの片付け
ベランダはサンダル1つ残さず、家の中に片付けます。
風で飛んでいってしまうし、なくなるだけならまだいいのですが、自分のサンダルが原因で被害を拡大してしまう可能性も。
風速50mの風で飛ばされたサンダルはもはや凶器です。
窓を突き破るかもしれないし、よそに飛んでいって他のおうちにも迷惑をかけることにもなります。
それから、特に内地の人だと、見落としがちなのが物干し竿。
沖縄ではしょっちゅう台風が来るし、すぐに錆びてしまうので、洗濯ロープを使っているおうちが多いのですが、移住者だと結構物干し竿を使っていることも。
物干し竿も、必ずおうちの中に入れてくださいね。
あとは、洗濯機。
沖縄では、洗濯機がベランダに置いてあるところも多いと思います。
洗濯機もできれば部屋に入れるのが理想です。
でも洗濯機って運ぶの大変ですよね(^^;
運ぶのが難しい場合は、洗濯機が飛ばないように中に水を溜めて重くします。フタも開かないように養生テープでしっかり固定します。
3.窓の対策
沖縄の家は、台風を前提に作られていることが多いので、雨戸が付いていたり、雨戸がない窓には鉄格子のようなものが付いていたり、ガラスにワイヤーが入っていたり。
なので、沖縄では窓ガラスに養生テープを貼って補強しているおうちは、あまり見かけませんでした。むしろ内地の方がよく見かけます。
それでも、雨戸などがない窓ガラスの場合は、養生テープを貼って、カーテンも閉めておくのがいいですね。
寝る時は、窓から離れてくださいね。
石垣島にいた友人は、台風の夜に窓が割れて大変だったと言ってました(^^;
4.停電対策/ももとはエムパワードのLEDソーラーランタンを使ってます
沖縄の台風で一番起こりやすいのが停電です。
台風でガスが止まることはほとんどないですが、電気はすぐに止まります。
暑い夏に閉めきった部屋で、照明も真っ暗でクーラーも扇風機も使えない状況を想像してみてください。
なので、充電できるものは全て充電します。スマホや携帯扇風機など全て充電フルMAXです。
照明は、昔はロウソクを準備なんて言われてましたが、熱いし火を使って危ないので、今は懐中電灯やLEDのランタンがいいと思います。我が家はいつもこれを使っています。

エムパワードのLEDソーラーランタンです。
これは私が沖縄に住んでいた時、東京の友人がわざわざ送ってくれたものです。
・太陽光や部屋の照明でも充電できるので乾電池不要
・ビーチボールのように空気を入れて膨らませて使用する
(使わない時は空気を抜いて小さく折りたためる)
・ビニール製なので水に強くて軽い
・明るさは3種類(全灯・半灯・点滅)
台風が来ると分かったら、このランタンを窓際に置いておくだけで充電できます。簡単ですね(^^♪
また、点滅機能があるって災害時を意識した機能ですよね。
送ってくれた友人は、東日本大震災で帰宅困難者になり、夜間歩いて帰った経験から購入したそうです。そしていつもバッグに入れて持ち歩いているそうです。そのくらい軽いんですね(^^
ももとも、停電時にはいつも使っているし、熊本地震の時も、暗闇の中、屋外に避難する時に役立ちましたよ。
かれこれ10年くらい使ってますが、全然今でも壊れることなく使えます。
本当におうちにひとつあると便利です(^^
5.車は立体駐車場へ預けるのが理想
私が今までに経験した一番ひどい台風の時、車をアパートの青空駐車場に停めておいたんです。
台風が過ぎ去って外に出てみると、車のドアバイザー(窓の上の方についてる日よけみたいなやつ)がなくなってました(+_+)
そして車は駐車場の枠からはみ出て30cmくらい移動してました(^^;
それ以来、台風が来る前日夕方には、近くの立体駐車場に預けるようにしていました。
物が飛んでくることもないし、潮をかぶることもないので、車へのダメージを軽減できます。
駐車場代数千円で車が守れるなら安いですからね。
でも、立体駐車場って、市街地にしかないですよね。
そういう場合は、車の中にたくさん荷物を入れて重くしてください。洗濯機と同じですね。
外から飛んでくる障害物は防げないけど、車が飛んでいくのは防げるかもしれません。
台風当日に停電したら?

台風当日は、早めにお風呂を済ませておきます。停電する前に済ませておくんです。
お風呂が終わったら、浴槽に水を溜めます。
停電が長引くと断水することが多いからです。
停電してからでも数時間は水は出ることが多いのですが、念のため早めに溜めておいた方が無難ですね。
沖縄に来たばかりの頃、早くお風呂に入らなかった私は、暗闇の中浴槽に溜めた水で、髪を洗うことになりました(^^;
そして、もし停電したら?
冷蔵庫はなるべく開けないでください。
できれば、冷凍庫は台風前にいっぱいにしておいてくださいね。
停電した時に、冷凍庫のものが冷蔵庫を冷やす役割をしてくれます。
まとめ
以上が我が家でやっている台風対策です。
今回の記事をまとめると、
・食品や必要なものの買い出し
・ベランダや庭の片付け
・窓の補強(養生テープ貼り付け)
・停電に対する備え
・車の避難等
・お風呂は早めに済ませる
・断水する前にお風呂に水を溜める
・停電したら冷蔵庫は極力開けない
・スマホなどはつねに充電しておく
沖縄の人は慣れっこなので、このような台風対策は当たり前にできていますよね。
上記以外にも様々な台風対策があると思います。
住んでる場所も人それぞれ。ご自分に合った台風対策をして、大きな被害につながらないようしっかり備えたいですね。
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