
梅雨の沖縄は最悪と聞いたんだけど、梅雨時期は旅行に向かないの?雨でも楽しめるスポットはないの?
常夏の楽園、沖縄。青い空と透き通る海を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
しかし、沖縄にも雨の季節、梅雨があります。「沖縄の梅雨って、なんだかジメジメしてて最悪そう…」そう思っている方もいるかもしれませんね。確かに、本州とは少し異なる沖縄の梅雨は、雨の日が多く、湿度も高くなるため、憂鬱に感じることもあるかもしれません。
でも、ちょっと待ってください!沖縄の梅雨だからこそ楽しめる魅力や、雨の日でも満喫できる素敵なスポットがたくさんあるんです。沖縄には梅雨時期に行くメリットもあるんですよ。
そこでこの記事では、「沖縄の梅雨は本当に最悪なのか?」という疑問にお答えしつつ、梅雨時期でも快適に過ごせる服装のポイントや、雨の日でも十分に楽しめるおすすめの観光スポットを紹介します。
じめじめした雨の日でも、工夫次第で沖縄の魅力を存分に味わうことができるはず。この記事を読めば、雨の日でも笑顔で沖縄を満喫できること間違いなしです!
- 梅雨の沖縄が最悪と言われる理由
- 梅雨の沖縄の特徴
- 梅雨時期の沖縄旅行のメリット
- 雨でも楽しめる沖縄のおすすめスポット
- 梅雨の沖縄の服装と持ち物

この記事は沖縄移住生活13年、沖縄への旅行回数30回以上のももとが書いています。

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目次
沖縄の梅雨が最悪と言われる理由

梅雨の沖縄が最悪と言われる理由は一体何なのでしょうか?
ネット上で「最悪」と言っていた人たちの意見をまとめるとこのような感じでした。

全日雨で沖縄に来た感じがしなかった

天気が悪くて海がグレーだった

湿度がすごくて蒸し暑かった
せっかく沖縄に来たのに、輝く海が見られなかったり、楽しみにしていた観光地で突然の雨に打たれて、せっかくの気分も台無し…想像するだけで、ちょっぴり残念な気持ちになりますよね。
沖縄の梅雨は、本州の梅雨に比べて湿度が高く、蒸し暑さを強く感じることも事実です。そのため、「梅雨の沖縄は最悪」と感じてしまう方がいるのも無理はありません。
梅雨時期の沖縄旅行が最悪と言っている方は、雨対策をしっかりとしていれば、もう少し違った沖縄の楽しみ方ができたかもしれません。
実は沖縄には、雨の日でも存分に楽しめる魅力的な施設がたくさんあります。さらに、梅雨の時期だからこそ味わえる、意外なメリットも存在するんです。
じめじめとした雨の日ばかりではない、梅雨の沖縄。視点を変えれば、きっと新しい発見があるはずです。最悪なことばかりではない、梅雨の沖縄を楽しんでみませんか?
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沖縄の梅雨はどんな感じ?

沖縄の梅雨がどのようなものなのかまとめました。
亜熱帯気候の沖縄は、本土とは梅雨の特徴や期間が違います。
梅雨の沖縄がどのようなものなのか事前に知っていれば、旅行に行っても最悪とはならないかと思います。
沖縄の梅雨の特徴
沖縄の梅雨は、本州のようなシトシトと降り続く雨とは異なり、南国の雨季のように、突然のスコールのような激しい雨が短時間で降り、すぐに止むことが多いのが特徴です。
実際に住んでみて感じたのは、梅雨の沖縄は曇りの日が多く、非常に湿度が高いということです。
【沖縄の梅雨時期の平均気温】
■5月:最高26℃、最低21℃
■6月:最高29℃、最低24℃
※気象のデータより
上記の気温を見ても分かりますが、気温はマリンレジャーを楽しめるほど高く、雨が降っていない時間も多いため、本州の梅雨時期に比べると観光も比較的楽しめるかと思います。
沖縄の梅雨の期間
沖縄の梅雨の期間は、本州と比べておよそ1ヶ月ほど早く始まる印象があります。気象庁のデータに基づいた沖縄の平年の梅雨入りと梅雨明けの日は、以下の通りです。
【沖縄の梅雨入り・梅雨明け】
■梅雨入り:5月10日頃
■梅雨明け:6月21日頃
沖縄では概ねゴールデンウィーク明け頃に梅雨入りを迎え、6月下旬には明ける傾向があります。
古くから沖縄では「ハーレー鉦が鳴ると梅雨が明ける」と言い伝えられていますが、これは糸満ハーレーが旧暦5月4日頃に行われることに由来し、その頃に梅雨明けを迎えることが多いことにちなんでいます。

沖縄の梅雨は最悪ではない!おすすめの理由

梅雨の沖縄は最悪ではないおすすめの理由を紹介します。
梅雨時期の沖縄は、観光ハイシーズン前のため旅行費用が比較的抑えられ、観光客も少ない傾向にあります。そのため、人気の観光地も比較的空いていることが多いでしょう。
また、7月から9月にかけての時期と比較すると台風の発生も少なく、沖縄では天気予報で雨と予報されていても、実際には晴れるといったケースもよく見られます。
梅雨時期の沖縄旅行のメリットは以下のとおりです。
- 旅行代が安い
- 観光地が空いている
- 台風が少ない
- 意外と雨が少ない
- 暑すぎない
梅雨の沖縄は旅行代が安い

沖縄のオンシーズンは梅雨明け後の7月から8月にかけてとなるため、梅雨の期間中である5月から6月は、旅行費用が比較的抑えられます。真冬ほど安くはありませんが、日中は半袖で過ごせる温暖な気候ですので、沖縄ならではの開放感を十分に感じられるでしょう。
上の画像は参考までに、あるホテルの同じプランを梅雨の期間中と、梅雨開け後の土曜日泊で検索してみました。梅雨の間と梅雨明け後では、だいぶ金額が違うのが分かるかと思います。
梅雨の沖縄は観光地が空いてる

梅雨の沖縄は、通常賑わいを見せる観光地やアクティビティが比較的空いているため、快適に過ごせるでしょう。
繁忙期前であり、ゴールデンウィーク後の5月から6月にかけては祝日も少ないため、沖縄を訪れる観光客が減少する傾向にあります。人が少ない分、観光地を効率よく巡ることができ、混雑期よりも多くの場所を訪れることが可能です。
梅雨の沖縄は台風が少ない
沖縄の梅雨時期は、台風の発生が比較的少ない傾向にあります。
沖縄の本格的な台風シーズンは7月から9月にかけてですので、梅雨にあたる5月から6月は台風の影響を受けにくい時期と言えるでしょう(ただし、皆無ではありません)。
年によって変動はありますが、過去には台風シーズン中に毎週末のように台風が発生したこともあり、その時期の旅行はある意味で不確実な要素を伴います。その点、梅雨時期は台風の発生が少ないため、旅行の計画が大きく狂う心配は少ないでしょう。
沖縄の天気予報は当たらない
「沖縄の天気予報は当たらない」という話を耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。実際に、そのように感じることが少なくありません。
筆者が沖縄に住んでいた頃は、正直なところ週間予報はほとんど参考にしていませんでした。当日の予報でさえ、「雨」となっていても曇りや晴れだったり、その逆のパターンもよくあります。
加えて、沖縄の梅雨は一日中しとしとと降り続く雨というよりは、スコールのように短時間で激しく降り、すぐに止む雨が多いのが特徴です。そのため、意外にも雨が降っていない時間帯も多くあります。
なので、沖縄は梅雨時期でも観光が楽しめることが多いです。
梅雨の沖縄は暑すぎない
沖縄観光において、梅雨の期間中は曇りの日が多く、過度な暑さを避けられるというメリットがあります。
美しい海や景色を堪能するには晴天が望ましいですが、首里城や国際通りといった屋外を巡る観光には、むしろ曇り空の方が過ごしやすいでしょう。
極端なことを言えば、観光の快適さという点においては冬の方が適していると感じるほどです。晴れた日の強い日差しは体力を消耗させやすいため、曇りの方が過ごしやすいと感じる方もいるかもしれません。

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梅雨の沖縄旅行を楽しむ方法やスポット
梅雨の沖縄に来て、万が一全日雨でも最悪とならないように、雨でも楽しめるおすすめの場所や方法を紹介します。
梅雨でも楽しめる沖縄の観光地

沖縄には梅雨の雨でも楽しめる施設が多くあります。定番の水族館や沖縄の歴史や文化が分かる博物館など沖縄ならではのスポットです。
- 美ら海水族館
- DMMかりゆし水族館
- 玉泉洞(おきなわワールド)
- チームラボ沖縄
- 博物館など
沖縄観光の定番である美ら海水族館は、天候に関わらず多くの人々が訪れる人気の観光スポットです。水族館といえば、近年オープンしたDMMかりゆし水族館も那覇空港からアクセスしやすく便利です。
また、おきなわワールド内にある玉泉洞は洞窟であるため、天候の影響をほとんど受けずに見学できます。
チームラボ沖縄も屋内施設なので天候に関係なく楽しむことができます。
雨の日の首里城見学は足元などがやや不便かもしれませんが、おもろまちにある県立博物館などであれば、天候を気にせずゆっくりと沖縄の歴史や文化に触れることができます。
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梅雨でも楽しめる沖縄のアクティビティや体験

沖縄には、雨の日でも楽しめるアクティビティや体験教室が豊富にあるので、梅雨の時期でも安心して観光を満喫できます。
沖縄ならではの特色を活かしたアクティビティや体験としては、例えば、屋内で楽しめるものづくり体験などがおすすめです。もちろん、雨でもシュノーケリングをはじめとするマリンアクティビティも存分に楽しむことができます。
- シュノーケリング
- 体験ダイビング
- シーサー作りなど体験物
梅雨の沖縄でも、マリンレジャーを楽しむのに十分な気温が保たれています。特に体験ダイビングなどではウェットスーツを着用するため、水着のみで泳ぐよりも暖かく、梅雨時期の気温であれば問題なく水中活動を満喫できます。
私自身、以前ゴールデンウィークにダイビングを経験しましたが、水温がやや低いものの、寒さを感じることはありませんでした。また、マリンレジャーは必然的に濡れるため、多少の雨であればさほど気にならないでしょう。
さらに沖縄では、紅型染めやシーサー作りといった多様なものづくり体験も充実しており、旅の思い出に何か物作りに取り組むのも素晴らしいでしょう。ご自身で制作したハンドメイドの品は、旅の記念品としてだけでなく、より一層愛着が湧くはずです。
なお、多くのアクティビティや体験教室は定員制のため、事前の予約をおすすめします。
梅雨時期の移動手段はレンタカーがおすすめ
梅雨時期の沖縄における移動手段としては、レンタカーの利用がおすすめです。万が一雨に見舞われた場合でも、レンタカーであれば目的地まで濡れることなく移動できます。
沖縄は基本的に車社会であるため、雨天時だけでなく晴天時でもレンタカーがあると、より快適に観光を楽しめるでしょう。

梅雨の沖縄でお土産を買うのにおすすめの場所

沖縄でお土産を探すなら、やはり国際通りが定番ですが、雨天の場合、屋根のない場所が多いため、快適にお買い物を楽しめない可能性があります。
そのような時には、サンエーやイオンといった大型ショッピングセンターがおすすめです。近年のスーパーマーケットでは、充実した沖縄のお土産コーナーが設けられていることが多く、雨に濡れることなく、ゆったりとお買い物を満喫できます。特に、那覇メインプレイスやイオンモール沖縄ライカムのような大型店舗であれば、品揃えも豊富です。
また、国際通りからアクセスしやすい市場本通りや平和通りはアーケードになっているため、梅雨の時期でも天候を気にせずお土産選びを楽しめます。
- サンエーやイオンなどの大型ショッピングセンター
- アーケードのある市場通りなど
梅雨の沖縄の服装や持ち物

梅雨の沖縄に行く際の服装や持ち物を紹介します。
沖縄の梅雨は真夏のような日差しがなくても、気温と湿度が高めなので通気性の良い服装が良いでしょう。
梅雨の沖縄の服装
梅雨の沖縄では、基本的に夏と同様の半袖や短パンといった服装で問題ありません。ただし、冷房対策や紫外線対策として、薄手の長袖の羽織るものがあると便利でしょう。
梅雨時期は蒸し暑くなるため、かりゆしウェアのようなさらりとした通気性の良い素材の服が快適です。ホテルによっては、かりゆしウェアを無料またはワンコインでレンタルできるサービスもありますので、検討してみるのも良いかもしれません。レンタルを利用すれば、荷物を減らすことができ、旅の記念にもなるでしょう。
また、荷物を減らしたいとお考えの方は、洗濯機付きの客室があるホテルを選べば、着替えの量を減らすことができます。マリンレジャーで濡れた水着などもすぐに洗濯できるため便利です。


梅雨の沖縄の持ち物
雨で靴が濡れるのが気になる場合は、ビーチサンダルを持参すると良いでしょう。
沖縄の梅雨は、時に短時間で大量の雨が降るため、スニーカーなどがひどく濡れてしまうこともあります。そのような時、ビーチサンダルを履いていれば、濡れてもすぐに乾き便利です。特に梅雨明けが近づく頃には、ゲリラ豪雨のような激しい雨が多くなる傾向があるため、注意が必要です。
また、梅雨の沖縄は曇り空の日でも紫外線は降り注いでいますので、日焼け止め対策も忘れずに行いましょう。
【梅雨の沖縄であるといいもの】
■ビーチサンダル
■サングラス
■日焼け止め
■日傘・帽子


沖縄の梅雨は最悪なのかまとめ
以上の点を踏まえると、沖縄の梅雨は決して最悪の時期とは言えません。最高のコンディションとは言い難いかもしれませんが、梅雨時期ならではの魅力やメリットも数多く存在するため、あえて梅雨の時期を狙って沖縄を訪れるのも賢明な選択肢と言えるでしょう。
個人的な経験から申し上げますと、私は梅雨明け間近の6月20日から6月30日頃によく沖縄を訪れていました。この時期は梅雨明けが近いにも関わらず、旅行費用が比較的抑えられており、真夏の沖縄の気候を体験できるため、非常にお得感がありました。
皆さんも梅雨時期の沖縄旅行も検討して、お得に楽しんでくださいね!
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